海の見える二拠点暮らし03|本当に求めていたのは人の気配が見える場所だった

緩やかに過ぎるキャンプ場のひととき 海の見える二拠点暮らし
緩やかに過ぎるキャンプ場のひととき

今回は第三話になります

海の見える場所での二拠点生活が
どんなふうに始まったのか

そして、
現在の暮らしに至るまでを
少しずつ綴っています

本当に求めていたのは人の気配が見える場所だった

買うかどうか即答できなかった私たち

だけど、やっぱり欲しかった・・



そして、次の候補を探すことになりました

空き家になっている古民家があるとのことで
見に行きました

もう少し離れた場所にもいい物件があるとのことで
そちらも見に行きました

何か所も提案してもらったけど、何かが違うと感じていました

景色も悪くない
建物もしっかりしている

それなのに、心の奥が「ここだ」と動かなかったんです

心が揺さぶられる風景
気づけば、こんな景色ばかりを探していました


私が求めていた条件・・
それは・・

海と空と日の出が見える場所

あの二等辺三角形の美しい島が見える場所

人の動きがほどほどに感じられる場所

風景を楽しむひととき
海と空と島を眺めながら過ごす時間

都会育ちの私は、田舎の静けさを求めていたけど

静か過ぎるのは寂しいのです


キャンプ場の人の出入りを見るのが好きでした

キャンプ場で人々がわちゃわちゃと過ごしている
雰囲気が、なんとも好きでした

ここで過ごす温かさ
海を眺めながら、人の温度を感じる場所

その人たちと実際に関わるわけでもないのに

そういう人の流れを眺めていたい私でした

静かな場所が好きなのに

完全な静けさは、どこか寂しく感じるのです



私が求めていたのは

 “人の営みの気配が程よい距離にある安心感”

そういうものだったんですね

(第四話へつづく)

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