
Mamiy
今回は第十二話です
海の見える場所での二拠点生活が
どんなふうに始まったのか
現在の暮らしに至るまでを
少しずつ綴っています
小さな余白が、この家らしさになりました
前回、夫の手書きの図面を紹介しました
その図面には、
まだ書き込まれていなかった「希望」があります
建物は、必要最低限のつもりで平屋建てにしました
リビングや水回りのほかの部屋は、
主寝室と客間の二部屋だけです
そんな中で、
夫が当初から強く希望していたのが
「梁天井」でした
天井には、大きな無垢の梁をむき出しで配置しています

高い場所で、
木が呼吸をしながら見守ってくれているような存在感があり、
私もとても気に入っています
しかも、小さい家ながらも
高さがあるために、広く感じます
そして、もうひとつ。
少しだけ遊び心のある空間があります
手書きの平面図では見えていなかった「ロフト」です
孫たちが来たら、
秘密基地みたいにして喜ぶだろうなあと考えました
実際には、
私たち二人だけの日は、
ほとんど上がることはありません

それでも、
そこに“予備の空間”があること
言い換えるなら、
「余白」がある感覚が、
なんだか心地よいのです
(第十三話につづく)
追伸:余白について
“余白”という言葉を書きながら、
以前に書いた断捨離の記事のことを思い出しました
こうして振り返ってみると、
私たちは「広さ」よりも、
“余白”のある暮らしを求めていたのかもしれません
それは、
モノを減らしてできる余白とも、
どこか似ている気がしています




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