あわろは食堂|粟島で見つけた心惹かれるお店

海の見える二拠点暮らし

こんにちは!
Mamiyです。

私たちの家から見えている大好きな風景が、粟島です。
その粟島には、もうひとつ大好きな場所があります。

「あわろは食堂」という、小さな食堂です。
大好きな粟島に、大好きなお店がある。
それだけで、私にとって粟島は、ますます特別な場所になっています。

今回は、その「あわろは食堂」についてのお話です。



あわろは食堂との出会い

香川の家が完成して、しばらくたったころのことです。

周辺の美味しいお店を少しずつ探し始めていた私たちは、三豊市の飲食店を紹介する小冊子で「あわろは食堂」を見つけました。

「ここ、行ってみたい」

そう思ったものの、お店があるのは瀬戸内海に浮かぶ粟島。

船に乗らなければ行くことができません。

しかも、船の便数が少なく、行きと帰りの時間が限られています。

思い立ったらすぐに行ける、というわけにはいかないのです。

でも、その少しのハードルも、今では粟島へ出かける楽しみのひとつになっています。

粟島へは須田港から船で15分

粟島へは、三豊市の須田港から船で渡ります。
我が家から須田港までは、車で約10分。船に乗れば、わずか15分で粟島に到着します。

運賃は片道330円。
ただし、船の便数が少ないため、行きと帰りの時間をあらかじめ確認しておくと安心です。
船の時刻表や詳しい情報は、運航会社のホームページでご確認ください。

粟島汽船のホームページ

船の時間を待てない場合には、海上タクシーを利用する方法もあります。
海上タクシーは10名まで乗船でき、料金は7,700円です。(2026年10月現在)

開店までの時間、粟島を自転車で散策

初めて「あわろは食堂」を訪れたときのことです。
実は、お店の開店時間も考えずに出かけてしまいました。

船が粟島に到着したものの、開店まではまだ時間がありました。
お店のある方向に歩いていくと、レンタサイクルのお店を発見しました。

お店は無人です。
好きな自転車を借りて、料金は「大口しまこさん」の口の中へ。
なんともユニークな料金箱です(笑)

粟島は、3年に一度開催される「瀬戸内国際芸術祭」の会場のひとつにもなっています。
島のあちらこちらにアートが点在していて、昔ながらの島の風景と芸術が、不思議と馴染んでいます。

せっかくなので、レンタサイクルを借りて、島を少し散策してみることにしました。

自転車で走っていると、昔ながらの商店や、懐かしいタバコの自動販売機、建物の壁に描かれた楽しい絵など、思わず足を止めたくなる風景に出会います。
かつての国立粟島海員学校のレトロな建物もありました。

さらに島の先の方まで走ると、対岸には私たちの家がある荘内半島が見えます。
いつもは荘内半島から眺めている粟島。
今日は、その粟島から荘内半島を眺めている。
なんだか不思議で、嬉しい気持ちになりました。

そして、島の中には、藤井フミヤさんが訪れた際に寝そべったというベンチがありました。
他にも、漂流郵便局や芸術村などの見どころがあります。
食事までの時間つぶしのつもりが、思いがけず楽しい島巡りになりました。

最初のころは、島のあちらこちらを散策しましたが、最近は「あわろは食堂」に行くことが、粟島を訪れる一番の目的になっています。

あわろは食堂のお料理

あわろは食堂のお料理は、見た目も華やかです。

新鮮なお魚や地元の野菜を使ったお料理が、色とりどりの器に盛り付けられています。

どのお料理も美味しいのですが、私が特に惹かれているのは、その丁寧な仕事ぶりです。

そして、器も素敵なんです。

使われているのは、沖縄の焼き物「やちむん」。

お店の方が沖縄まで買い付けに行かれているそうです。

瀬戸内海の小さな島で、沖縄の器に盛り付けられたお料理をいただく。

あわろは御膳

お皿に彩り豊かなお料理が盛り付けられ、その周りには、小さな器に入った副菜がいくつも並びます。

どのお料理も味わいがあり、次はどれを食べようかと楽しみながら幸せなひとときを過ごします。

あわろはロコプレート

大皿の真ん中の白いごはんが、粟島の形になっているのが、楽しい工夫のひとつです。

そんな遊び心にも、あわろは食堂ならではの魅力を感じています。


食後のお楽しみ、スイーツも魅力的

あわろは食堂は、お料理だけでなく、スイーツも楽しみのひとつです。

ケーキセットや、彩り豊かなパフェ、夏には冷たいかき氷も。

お料理と同じように、スイーツも器や盛り付けに工夫が感じられます。

海を眺めながら、ゆっくりといただくスイーツ。

こんな時間も、粟島へ足を運びたくなる理由のひとつです。

あわろは食堂に惹かれる理由

初めて「あわろは食堂」のことを知ったとき、少し不思議に思ったことがありました。

営業しているのは、4月から11月まで。

しかも、基本的にはランチ営業で、当時は金・土・日の週3日だけでした。

「ずいぶん気ままな営業スタイルなんだなぁ」

そんな印象を持っていました。

ところが、実際に訪れてみると、その印象はすっかり変わりました。

運ばれてきたお料理は、一品一品がとても丁寧に作られ、これでもかというほどの品数が並んでいます。

食材にもこだわり、だし汁やソースに至るまで手作り。

そして、沖縄まで買い付けに行かれるという「やちむん」の器。

どれをとっても、中途半端な気持ちではできないことだと感じました。

これだけのお料理を提供するには、仕入れや仕込みにも、相当な時間と手間がかかることでしょう。

妥協せずに、自分たちが納得できるお料理を提供する。

そして、休むべき日は休む。

そんな生き方をされているのではないかと感じ、私はとても共感を覚えました。

最初に感じた「気ままな営業」という印象は、いつの間にか、私にとって魅力的な働き方へと変わっていたのです。



何度も通ううちに

あわろは食堂には、何度も足を運ぶようになりました。

お店の方はいつもお料理に忙しくされているので、なかなかゆっくりお話しする機会はありません。

それでも、訪れるたびに少しずつ、お話しする機会が増えていきました。

お店で使われている沖縄の焼き物「やちむん」は、定期的に沖縄まで買い付けに行かれています。

我が家も娘が沖縄に嫁いでいるので、沖縄の話題になると、つい話が弾みます。

Instagramでもつながり、私たちの旅の発信を見てくださったり、ときおり感想をいただくこともありました。

そして先日、私のブログも読んでくださっていることを知りました。

なかでも、香川の「海の見えるちいさな家」について書いた記事を読んでくださっていたことが、とても嬉しかったです。

その記事は、後にKindle本として出版したものでもあります。

嬉しくなった私は、次にお店を訪れたとき、ペーパーバック版の本をお渡ししました。

そして、続編の本を出版したいと考えていること、その中で「あわろは食堂」のことも掲載しても良いかたずねてみました。

すると、「ぜひぜひ!」と、嬉しいお返事をいただきました。

最初は、ただ美味しいお料理をいただきに訪れていたお店でした。

それが、何度も足を運ぶうちに、お店の方とこんなふうにお話しできるようになるなんて。

なんだか嬉しいものです。

これまでに、家族や友人たちを連れて訪れたことも何度もあります。

大好きなお店だからこそ、大切な人たちにも知ってほしい。

そんな気持ちで、何度も粟島へ渡っています。

お気に入りの「あわろはTシャツ」

あわろは食堂には、もうひとつ、私のお気に入りがあります。

それは、スタッフの皆さんが着ておられる、かわいいTシャツです。

初めて見たときから、素敵だなぁと思っていました。

すると、なんと、そのTシャツが販売されていることを知りました。

もちろん、買って帰りました(笑)

これが、とても気に入っていて、普段からよく着ています。

出かけた先でも「かわいいTシャツですね」と、何人もの方に褒めていただきました。

北海道旅行にも、持っていきました。

写真は、そのときのものです。

せっかくなので、背中のデザインが見えるように、わざわざ後ろを向いて撮ってもらいました(笑)

何度も着ているうちに、少し色あせてきました。

また販売されていたら、もう一枚欲しいなぁと思っているほどのお気に入りです。

さいごに

まだまだ語り尽くせないのですが、この辺にしておきます(笑)

✔看板犬のダレルとビンセント。
✔お店に飾られている植物たち。
✔テイクアウトできる美味しいドレッシングなど。

ほかにも、紹介したい魅力がたくさんあります。

ぜひ、実際に訪れて、見つけていただけたらと思います。

最初は、一冊の小冊子で見つけた小さな食堂でした。

それが今では、粟島へ渡る大きな楽しみになっています。

美味しいお料理はもちろんですが、お店の方の仕事ぶりや、何度も通ううちに増えていった会話も含めて、私の大好きな「あわろは食堂」です。

訪れる際には、事前に予約されることをおすすめします。
営業日や予約については、お店のInstagramでご確認ください。
あわろは食堂のInstagram


※「よるろは」について
あわろは食堂には、予約制の夜のお食事「よるろは」もあります。
夜のお食事を利用する場合は、粟島での宿泊や、帰りの船の時間を考えておく必要があります。
夜の営業については、予約条件や対応日が変わる可能性がありますので、掲載前に確認しておくと安心です。

ここまで、お読みいただき、ありがとうございます。
ほかにも、紹介したい大好きなお店や素敵な場所があります。
また少しずつ、記事にしていくので、楽しみにしていてくださいね。

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