沖縄大好きのMamiyです。
還暦を過ぎたMamiy夫婦は2匹のわんこと一緒にキャンピングカーで各地を旅行しています。
旅の楽しさと日本の素晴らしさを少しでも多くの方と共感したいと思い、このサイトを運営しています。
旅行以外の日々のできごとの記事もいろいろあります。
ごゆっくりご覧ください(^_-)-☆
沖縄の観光地は、美ら海水族館や首里城や琉球村などが定番ですが、ちょっと違った場所にも行ってみたくなりますよね!
そういえば、沖縄のお酒というと、泡盛だよね(^_-)-☆
泡盛って日本酒や他のお酒と何が違うんだろう?
何が違うのか、ちょっと勉強してみようか。
泡盛工場見学ができる所があるみたいだよ!
さっそく、泡盛を作っているヘリオス酒造工場に見学に行ってきました。
まずは、ヘリオス酒造工場へのアクセス方法や見学の申込の仕方から、紹介しますね。
そのあとに、泡盛について学んだ事をあなたにも教えちゃいます。これを読むと、あなたも、誰かに話したくなりますよ!
では、見て行きましょう(^_-)-☆
ヘリオス酒造工場を無料見学
まず最初に、アクセス方法と駐車場についてです。
アクセス
那覇空港からは、約1時間くらいでしょうか。
沖縄北部の名護市許田にあります。湖辺底という集落の奥の方にあります。この集落では、時速20Km以内での走行をお願いします。
工場の敷地内に見学者用の駐車場があります。広々とした駐車場でした! 駐車料金は無料です。
見学について
申込方法
要予約
インターネット・FAX・電話 のいずれかで申込をします。
当日の予約も可能です。空きがあれば対応してくれます。
電話番号:0980-50-9686
受付時間:9:00~17:00
定休日:水曜日
HP:ヘリオス酒造 工場見学
入場料金
見学は無料です。
所要時間
約1時間
見学行程
- 泡盛製造工程の説明
- 工場見学
- 古酒蔵で映写会
- ショップにて試飲
酒造工場の建物
工場内は撮影禁止なので、ショップに飾られてあった工場の模型の写真を撮っておきました(^_-)-☆
工場の外観の写真はOKでした(^_-)-☆
なんか薄汚れてると思いましたか?
これは、薄汚れている訳ではないのです。この黒っぽい色の正体は、なんと黒麹菌なんだそうです。工場内の黒麹菌が、こうやって、建物の壁にまで広がってきているんですね!
黒麹菌の凄い生命力というか・・、なんか、感動してしまいました!
泡盛を知る!
泡盛の危機
泡盛には600年の歴史があります。
ところが、第二次世界大戦の時に、沖縄は壊滅的な被害を受け、泡盛の酒造所もほとんどが消失してしまいました。
そして、泡盛を作る為に必要な黒麹菌も無くなってしまったと思われていたのです。
ところが、その黒麹菌を探し出した人がいたのです。佐久本政良という人です。戦争で攻撃を受けた泡盛工場の跡地の土に埋もれたニクブクという稲藁のむしろを見つけました。
そのニクブクの中に、黒麹菌が残っていたのです! そんな苦労の末に、泡盛が復活する事ができたのでした!
焼酎との違い
泡盛と焼酎の違いを知っていますか?
タイ米を使用
そもそも泡盛というのは、原材料が、タイ米なのです。タイ米の方が、黒麹菌が菌糸を伸ばしやすいという特性があるために、使用されています。
黒麹菌
泡盛は、黒麹菌を使用するのが、特徴です。
ただし、黒麹菌は菌糸が長く、すぐに建物や人の衣服などについてしまうからだそうです。酒作りの作業をしている人の鼻の穴まで真っ黒になってしまうほどなんだそうです。
それでも、沖縄で黒麹菌が使われた訳は、腐敗に強い特性を持っている為です。高温多湿の沖縄のお酒作りに適していた菌だったという事ですね。
参考:日本酒には黄麹菌・焼酎には白麹菌が使われています。
古酒(クース)を育てる
沖縄では、各家庭で100年古酒が育てられていましたが、第二次世界大戦の時に、途切れてしまったのです。とても残念です・・。
100年間、ただ置いておくだけでは、いつかは、お酒でなくなってしまいます。100年も美味しいお酒である為に、仕次ぎという作業をします。古い古酒に少し新しい古酒を継ぎ足す事で熟成を促してきました。順番に古い甕があったとしたら、順繰りにお酒を継ぎ足していくのです。
泡盛には600年の歴史があると書きました。600年もの昔の沖縄の人々は、そうする事でお酒が美味しくなる事を知っていたのです!その事に驚きませんか?
ヘリオス酒造では、その100年古酒を育てています。まだ82年も必要ですが、できあがるのが楽しみですね! 大切に育てられる事を願ってやみません!
古酒蔵ショップ
こちらのショップで、工場見学の受付をやっています。
そして、工場見学が終わったあとの試飲コーナーでもあります。
なんか風格のある甕が並んでいます。
いろんな価格帯の泡盛が売られていました。
この甕に入った古酒に興味津々。。
そして、買ってきました~(^_-)-☆
せっかく現地に行ったのだから、手ぶらで帰る訳には行きませんよね(^_-)-☆
まとめ
いかがでしたか?
ヘリオス酒造工場見学について紹介しました。
そして、泡盛についての歴史なども一緒に学びました。
戦争で失われてしまった古酒に思いを馳せるひとときでしたね・・。
そして、現在、100年古酒を育てている事に、明るい希望を感じさせてくれました。
このブログを見て下さっているあなたにも、ヘリオス酒造見学に行く機会がありますように。
その時に、このブログを参考にしていただけたら幸いです。
最後までお読み下さりありがとうございました。
沖縄のまとめ記事があります。良かったら、こちらも見て下さいね(^_-)-☆
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