こんにちは!Mamiyです(^^)/

還暦を過ぎたMamiy夫婦は2匹のわんこと一緒にキャンピングカーで各地を旅行しています。
旅の楽しさと日本の素晴らしさを少しでも多くの方と共感したいと思い、このサイトを運営しています。
旅行以外の日々のできごとの記事もいろいろあります。
ごゆっくりご覧ください(^_-)-☆
稲盛和夫氏の『心。』を読みました。
題名が『心。』だからでしょうか。本当に心の中まで染み渡りました(#^.^#)
あの有名な「京セラ」「KDDI」を設立した稲盛和夫氏の著書です。
成功された姿しか見ていませんでしたが、子供のころから社会に出るまで、いろんな苦労をして、挫折もたくさん味わって来られたと知りました。
そんな苦しい体験を乗り超えてきたからこそ、語っておられる言葉に深みが増しているんですね。
人としての生き方の教え
経営者として上に立つ者の考え方
読み進むうち、学ぶべき真理が次から次へと出てきて、早く続きを読みたくなり、駆け足で読み終えました。
どんなことが書いてあるでしょうか?
一緒に見ていきましょう(^^)/
『心。』の著者:稲森和夫氏について
稲盛 和夫(いなもり かずお)
- 1932年 鹿児島で生まれる
- 1959年 京都セラミック株式会社(現在の京セラ)設立
- 1984年 KDDI設立
- 2010年 日本航空 会長に就任
- 1984年 稲盛財団を設立・「京都賞」を創設
こうして見ていくと輝かしい経歴が連なっています。
ですが、若い間に大変なご苦労をされています。
- 父親の家業の印刷屋の工場が空襲で焼失
- 中学受験に二度も失敗
- 結核に感染して病の床に伏す
- 大学受験も希望の学校に行けず
- 就職試験も思うようにいかず
- 就職するも経営難の会社だった
何をしてもうまく行かない時代を経験してきました。
あるとき心を入れ替えて、どんな劣悪な環境でもできる限りの努力をし、真剣に仕事に打ち込むことにしたのです。
そして、ファインセラミック材料の合成に成功
目の前に起こるあらゆる出来事は、自分の心が呼び寄せたものだという法則を知る原点となった出来事でした。

特に響いた部分を抜粋して紹介していきますね(^_-)-☆
プロローグ
このプロローグに書かれていることが、この本の中の重要な部分が凝縮して書かれてあります。
私は、この部分を読んで「え?」と思いました!
「どういうこと?」
もっとも深い『心』は宇宙へと通じる
本文より

こんなちっぽけな一人の人間の心が、宇宙と通じているなんて本当なんですか?!
宇宙の心については、記事の最後のほうで、もう一度、本の内容を紹介しますね。
本文に書いてあることく
数々の学ぶべき言葉が並んでいますが、特に心に響いた部分を紹介していきます。
人生を生き抜くためのシンプルな知恵
誰にとっても、人生は波乱万丈のドラマです。
生まれてから死ぬまでに、何の波風もなかった人なんていないですよね。
そんな人生をどう生き抜いたらいいのかを稲盛氏は語っています。
どんなに過酷な状況にあっても、恨んだり卑屈になったりせず
つねに前向きに対処していく
これこそが素晴らしい人生を生きる秘訣なのです。引用元: 「心。」本文より

落ち込んでみたり、恨んでみたりしてしまいますよね。
そんなときでも、前向きに対処することが大切なんですね!
感謝の心と謙虚さ
仏教では「思念が業をつくる」といって、心に思い描いたことが現実になるといわれています。
何かの災難にあったときに「業」が消えるか、さらに災難を呼び込むかは、そのときの自分の心ひとつにかかっているのだと、本の中で語っています。

悪いことが起こってしまうってこと?
それなら良い方向に受け止めたらいいってことなのかな?
災難が降りかかってきたときに「業」が消える。喜ぶべきことなのだそうです。

災難が降りかかったときに、過去の罪や悪い因縁が消えるって解釈したらいいってことなんですね!
利他の心
この本の中で、一番、心に響いた部分です。
経営を行う動機について語っておられる部分がある意味、衝撃的でした。
新しい事業を始めるときに、本当にその事業を始めて良いかどうかの判断基準は、「利他の心」なんだそうです。
自分だけの利益ではなく、他の利益になるかどうかなんだそうです。

そんなことを言っていたら、食いものにされてしまうか、ボランティアになってしまうのでは!と、誰もがそんなふうに感じるのではないでしょうか。
それでも、稲盛氏は語っています。
自分だけの利益を追求して、大成功を収めて巨額の富を築いてきた経営者が居るが、原点が自分のためだけでは長続きさせることはできない。
そういう事例を数多く、見てきたとのことです。

「利他の心」
自分以外の人の利益を最優先に考える・・。
半端ではない勇気と正義感がなければできないことだと痛感します。
大切に心のなかに深く落とし込んで生きていきたいと思います。
人生の目的とは
- 心を高めること(魂を磨くこと)
- 人のため世の中のため尽くすこと(利他の心で生きる)
人生の目的について、稲盛氏はこのことを明言しておられます。
他のことに尽くすことによって、魂が磨かれ心を高めることができるのです。
そのとき幸福や充実感に満たされ深い意義と価値のあるものになっていく
引用元:「心。」本文より

宇宙の心とは
人の心のもっとも深いところにある「真我」にまで到達すると、万物の根源とも言える宇宙の心と同じところに行き着く。したがって、そこから発した「利他の心」は現実の力を変える力を有し、おのずとラッキーな力を呼び込み、成功へと導かれるのです。
「心。」本文より
宇宙と繋がるには、まず自分自身の心を磨いて「真我」にまで到達しなくてはいけないのですね。
まとめ
稲盛和夫氏の「心。」を読んだ感想をお伝えしました。
利他の心について
人生の目的とは
宇宙の心とつながるには
ご自分の経験談を交えながら、人として大切なことを語っておられる良書です。
全てを真似することは難しいかも知れませんが、ほんの少しづつでも実践できるように精進したいと思います。
読んでみたい方は、こちらから買えます。
kindle読書のすすめ
Kindleで読書習慣が戻ってきたお話です(^^)/
加齢とともに、読書に老眼鏡が必要になり、読書離れしていました。
ですが、kindleの電子書籍に出会ってからは、読書週間が戻ってきています。
今回の『心。』もkindleで読みました(^^)/
- kindleなら文字の大きさを変えられる
- 本を持ち歩かなくても済む
文字の大きさを老眼鏡なしで読める大きさに変更することで、すらすらと読み進むことができるようになりました。
いつも持ち歩いているスマホで、時間が空いた好きなときに、いつでも読めるのが魅力です。
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