こんにちは! Mamiyです(^^)/
還暦を過ぎたMamiy夫婦は2匹のわんこと一緒にキャンピングカーで各地を旅行しています。
旅の楽しさと日本の素晴らしさを少しでも多くの方と共感したいと思い、このサイトを運営しています。
旅行以外の日々のできごとの記事もいろいろあります。
ごゆっくりご覧ください(^_-)-☆
新緑の季節の嵐山に行ってきました!
久しぶりに行って人の多さに驚きました。しかも、外国の観光客の多さに二度びっくりです(_;
何度も訪れている嵐山ですが、今回は渡月橋を渡ったところで、車夫のお兄さんの勧誘を受けて、人力車に乗って嵯峨野まで足をのばしてみました。人力車でなくては行けない場所にも連れて行ってもらい、ちょっと得した気分になりました!
人力車が終わるのがちょうどお昼の時間なので、人力車のお兄さんに豆腐料理のお店で降ろしてもらい、昼食を済ませたあとは、嵐山の魅力のひとつでもある「大河内山荘庭園」にも行ってきました。
この庭園は、かつての大映画俳優が私費を投じて作られたものなのです。
いつものように、撮ってきた写真を交えながら、私達がまわってきたルートを紹介していきますね。どうぞ、ゆっくりと見ていって下さい(^_-)-☆
まずは、渡月橋についてのうんちくからスタートです。
渡月橋について
嵐山というと渡月橋が有名です。
「渡月橋」の名称の由来は、亀山上皇が、東から西へと月が渡る様子を見て名づけられたそうです。何だか、その光景が思い浮かんでくるような気持ちになります。センスあるネーミングだなあと、感心しませんか?
承和3年(836年)弘法大師の弟子の道昌によって、架設されました。
慶長11年(1606年)門倉了以によって、現在の場所に架け替えられる。
現在の渡月橋は、鉄筋コンクリートで頑丈な造りになっていますが、昔からの意匠を守った木製の姿に仕上げられています。
平成17年(2005年)桂川の水を利用した嵐山保勝会水力発電所が整備され、渡月橋の足下灯の電源に利用されています。本日の発電量が表記された看板が設置されています。
環境保全対策ですね。ささやかなものかも知れませんが、環境を大切に守りたいというアピールが重要だと感じ入りました。
人力車に乗ってみた
渡月橋を渡り切ったあたりで、人力車のお兄さんに勧められて、人力車に乗ってみる事にしました。ちょっと贅沢体験です(^^)/
時間によって料金の設定があるので、予算の範囲内で乗ってみる事もできます。
渡月橋を嵯峨野方面に向かい、竹の小径を宝筐院(ほうきょういん)というお寺を見て、戻ってくるルートにしました。
70分コース・2名利用で、20000円でした(#^.^#) !!
乗り心地はかなり良いです。車夫のお兄さんが、いろいろ説明しながら走ってくれるので、いろいろ、勉強になりました。
それにしても、海外の観光客が増えました・・。平日は7割以上が外国人観光客だそうです。凄い人気ですね!
その外国の観光客の方達が、車夫が履いている地下足袋に興味があるらしく、「その忍者ソックス、どこで売っている?」と聞かれるそうです。観光客向けのお土産物売り場では、かわいい模様の入った足袋は売られていますが、人力車のお兄さん方が履いている地下足袋は売られていませんよね(-_-;)
竹の小径
竹の小径の方に入ってきましたが、こちらも凄い人の多さに驚きました。10年以上前によく来ていたのですが、その頃は人はまばらでした・・。
この人の多さでは人力車も走行が難しくなり、最近になって、人力車用の特別な道ができたそうです! おかげで、安心して静かな竹林を楽しむ事ができました。静かな竹林を楽しみたかったら、人力車に乗る事をおすすめします。私たちのような70分のプランだけではなく、もう少し時間を短くしたら負担も少なくて済みます。
嵯峨野竹林のコース(30分) 1名利用の場合7000円・2名で利用の場合9000円
途中で、車夫のお兄さんが良いアングルで記念写真を撮ってくれました(#^.^#)
竹の子がニョキニョキ出てる! 凄い! 竹の子掘りや山菜取りが大好きな私達夫婦には、目の毒です( ;∀;)
放っておくと、たった一日で5メートルくらい伸びるそうです。ある程度、間引いておかないと、この涼しげな竹林の姿を維持する事ができなくなり、鬱蒼とした竹林になってしまうので、お手入れが大変なんだそうです。
だけど、広い竹林は、複数の持ち主によって管理されていて、管理方法が一定ではない為、竹林の整備状況は、よおく見てみると、それぞれに違いがあるのだそうです。
竹林の中で、カメラを真上に向けて撮ってみました。カメラの腕がよくなくても、風景が素晴らしいので、良い写真が撮れます(^^♪
宝筐院
お庭が素晴らしいお寺に案内してもらいました。
白川天皇開創
楠木正行(まさつら)・足利義詮(よしあきら)菩提寺
お手入れが行き届いて、本当に美しいお庭です。新緑が清々しく心が澄んでくるような静かなお庭で、とてもリラックスできました。
紅葉の季節も素晴らしいので、観光客がたくさん訪れるそうです。あまり人が多いとゆっくりできませんよね。だけど、11月終わり頃か12月初めになると、少し人も減ってくるそうですよ。
お寺のお庭の奥まったところに、石の柵に囲まれた二基の石塔が建っています。
右側が楠木正行の首塚で、左側が足利義詮の墓です。
湯豆腐 嵯峨野
大堰川まで戻ってきました。そして、すの近くにある湯豆腐のお店「嵯峨野」さん前で、人力車はここまでです。
ちょうどお昼の時間でしたが、嵐山のメイン通りより少し入ったところにあるので、人もそんなに多くなくて、ゆったりできるお店でした。
湯豆腐定食3800円でした。
大河内山荘
人力車は終了したので、ここからあとは、徒歩での観光になります。
嵐山に来たら必ず行く大好きな場所が大河内山荘です。
役者 大河内伝次郎
この大河内山荘は、大正から昭和にかけて活躍した映画俳優の大河内伝次郎が、私費を投じて30年の歳月をかけて作り上げた庭園です。
大河内伝次郎の丹下左膳は、あまりに有名です。
これだけの庭園を映画俳優の個人の力で作り上げたなんて、もの凄い財力だったんだなあと、感心します(_;
記念館
大河内山荘の敷地内に、記念館がたっています。この記念館に、大河内伝次郎についての資料が展示されています。この大河内山荘は、国の重要文化財に指定されています。
嵐山の名園
四季折々の樹木が植えられていて、手入れされています。そして、風情あふれる建物がいくつか建てられてあります。大河内伝次郎の思い入れがひしひしと伝わってくる空間です。
大河内山荘の中でも一番大好きな場所です。見晴らしが良いこの場所で、大河内伝次郎もゆったりと過ごしたんだろうと思うと感慨深いですね。ちなみに、正面に見えるのは比叡山です。
入山料金(抹茶・菓子付き):大人1000円・小中学生500円
公開時間:午前9時~午後5時・年中無休
問合せTEL:075-872-2233
まとめ
新緑の嵐山を人力車に乗って走りました。ちょっと贅沢なんですが、短い時間設定で利用すれば少ない予算での体験が可能です。人力やだけが通れる竹林を走ってもらうプランが超おすすめです!
お昼は湯豆腐定食を食べ、そのあとは、徒歩で大河内山荘を散策しました。
歴史を感じさせる場所であり、自然がいっぱいでしかも丁寧に美しくお手入れがされている事に感心しました。
日本の良さをこれからも大切に守り続けたいと切に思います。
このブログを見て下さる皆様に嵐山に行く機会がありますように。
その時に、このブログを参考にしていただけたら幸いです。
最後までお読み下さり、ありがとうございました!
コメント