休みの日になると家でじっとできないMamiyです(^^)/
還暦を過ぎたMamiy夫婦は2匹のわんこと一緒にキャンピングカーで各地を旅行しています。
旅の楽しさと日本の素晴らしさを少しでも多くの方と共感したいと思い、このサイトを運営しています。
旅行以外の日々のできごとの記事もいろいろあります。
ごゆっくりご覧ください(^_-)-☆
実はキャンピングカーで高速道路を走行中にタイヤがバーストという事件を体験しました( ;∀;)
ひとつ間違えば、あわや大事故だった訳なのですが、なんとか無事に乗り切ることができたんです。
キャンピングカーをいつも運転しているのは、Mamiyの夫です。
バーストした直後にどんな運転の操作をしたでしょうか。
実際、普段から運転は自信がなくて夫まかせです(*_*;
この記事では、次の内容のことをお伝えしていきます。
- バーストの瞬間のこと
- その直後、どんな運転操作をしたか
- 停車したあとの処理について
- 普段から注意すべきこと
この中には大事故に至らなかった要因も隠されています。
私達が体験したことを教訓として、あなたにも知ってもらい絶対にこんなことが起こらないように、願いをこめてお伝えしていきたいと思います。
キャンピングカーのタイヤがバーストの一部始終
我が家のキャンピングカーです。
車体の大きさだけでなく、キッチン・冷蔵庫・寝具・吊り戸棚・家庭用クーラーに室外機・発電機・サイドオーニングなどなどの装備が載せられているので、かなりの重量があります。
タイヤへの負担も大きいので、気をつけているつもりでしたが、まさかの事件が起こってしまったんです(_;
バーストした瞬間のこと
気温も高くなってきている6月の中旬のできごとです。
名神高速道路を走行中、前後を走っている車も一定の車間距離を保ちながら、スムーズに流れていました。
吹田インターを過ぎたあたりです。
いきなり、「ドーン!」という轟音がしたかと思うと、ハンドルが右へ左へとられて車体も横揺れしていました。
一瞬、何が起きたのかわからなかったのですが・・
高速道路を走行中なのです。
車が横転しないように、車線からはみ出さないように、後続車に追突されないように。
とにかく必死でした!!
その直後にとった運転は?
バーストの瞬間から、車を路肩に停車するまでの間の運転操作です。
- アクセルから足を離し・・
- ハンドルを必死で握って直進を維持
- ハザードをたいて少しづつ減速し路肩に停車
(この運転操作については後ほどもう少し詳しく解説します)
運転しながら、サイドミラーでタイヤがバーストしたらしいと見えました。車から降りて見てみたら、やっぱり、右側後ろのタイヤのバーストを確認しました( ;∀;)
ハイウェイパトロールに連絡
まずは、高速道路公団に、故障車が道路上にいることを知らせなくてはなりません。
「電話番号は・・」と、思っていたところ、運よく、ハイウェイパトロールの車が通りかかりました。
「どうされたんですか?バーストですか?」と、聞いてくれました。
この場所のままでは危険なので、少し先にある待避所がある場所まで移動することになりました。
旗をふって後続車に故障車がいることを知らせながら誘導してくれました。時速5kmくらいのノロノロのスピードで走り、安全な場所まで移動させることができました。
ここなら安心です。ありがとうございました!
とても親切に対応して下さり、本当にありがたかったです!
ロードサービスに連絡
次に必要なことは、車をどうするかです。
このままでは、走れないので、修理が必要になります。
自動車保険に付帯しているロードサービスが無料で利用できるので電話しました。
約1時間ほど待ったでしょうか。駆けつけてきてくれました。
当初は、レッカーで修理工場まで運んでもらうことになるのかと思っていましたが、損傷したのはタイヤだけとわかりました。
スペアタイヤに交換してもらったあと、無事に自力で帰路につくことができました!
ロードサービスの方も親切で本当に助かりました!
事故を回避できた理由
バーストと聞くと、車が横転して大破したというニュースなども見たことがあります。
そんな恐ろしい出来事なのに、事故を回避できたのは本当に不幸中の幸いです。
では、私たちのキャンピングカーが横転事故や衝突事故にならなかった理由を考えてみます。
- アクセルから足を離しブレーキは踏まなかった
- 右へ左へとハンドルが取られそうになるが、しっかりと車の走る方向を維持した
- ハザードをつけて少しづつ減速しながら路肩に寄せていって停車した
- 車が完全に停車したら車外に出て安全な場所に移動した
この状況で最も重要なことです。咄嗟に急ブレーキをかけてしまいがちですが、そうするとスピンして横転の可能性が高まります。
そして高速道路での急ブレーキは危険行為です。一般道路での後続車が近づいてくるスピードとは大きな違いがあることを忘れてはいけません。
ハンドルが右へ左へとガタついて、車があらぬ方向へ向いてしまいます。側壁に激突・他の車に接触・横転の危険があります。しっかり握って方向を維持させなくてはなりません。
後続車に、ハザードで減速していることを知らせて追突を防ぎます。
路肩に停車してからも注意が必要です。追突される危険があるので、車から離れた場所で安全を確保しなくてはなりません。
出来うる限りの正確な判断と操作ができたと思います。
咄嗟のとき自然にできるように、ぜひ覚えておいてくださいね!
私たちのキャンピングカー アネックス社のリバティNSについて
- 車の重心が低い
- バンクが飛び出していない構造
ハイエースがベースとなっていて、トラックベースの車と比べて、重心が低くなっています。
もうひとつは、車の形です。キャンピングカーというと、キャブオーバーと言って、運転席の上部に居住スペースのためのバンクを作っているものがあるのですが、我が家のキャンピングカーは、キャブオーバーはありません。
運転席上部から後方に向けて流れるような形になっているので、風圧の影響を受けにくいこと。すっきりした外観も気に入って選びました。
全体的に重心が低い位置にあるので、横転のリスクを下げられたということになります。
今回のような経験をして、この車を選んで良かったと思っています。
もし前輪がバーストしていたら、いくら頑張ってもハンドルがとられて横転してしまったことでしょう。
何かの力に守られていたのかと感じました。感謝しかありません!
バーストを防ぐために必要なこと
バーストを防ぐために必要なことを確認しておきましょう。
注意喚起のチラシです!
キャンピングカーのディーラーさんやタイヤ協会からは、このような注意喚起のチラシが毎年、夏場が近づくと配布されていました。
一般社団法人 日本自動車タイヤ協会JATMAのチラシ「タイヤ点検注意報」に書かれていること
- タイヤの空気圧は大丈夫か
- 荷物を積みすぎていないか
- 偏った積み方をしていないか
- タイヤに外傷や変形がないか
- 定期的にタイヤ販売店で点検をする
まずは、バーストしてしまったタイヤを見て下さい!
バーストしたタイヤ
こんなことになるんですね! 表面のラバー部分が、はがれてしまっています。
よく見ると、穴まであいています。
この状態で、高速で走り続けたらどんなことになるか・・。
想像しただけで、ぞっとします。。
それは、タイヤの空気圧が大きく関係しているんです。
空気圧の確認
空気圧は重要なポイントです。
車両指定の空気圧~+70kPa の範囲内で少しだけ高い目にします。
タイヤの空気圧は徐々に低下しているので、時々、補充しておくことが必要です。
空気圧が低いままで走行を続けると、異常発熱してタイヤが破損する恐れがあるのです。
特に、夏場は路面温度が上昇しているので要注意です。
ガソリンスタンドに空気圧の機器があるので、ガソリンを入れたときに一緒にタイヤのメンテナンスを行いましょう。
タイヤは3年くらいで新品に交換する
タイヤは、走行距離やタイヤ溝が減っているかいないかに関わらず、3年くらいで新品に交換は必要とのことです。
うちの場合、前回の交換がいつだったか調べてみると、2年9か月目でした。
なんで、うちの車が??
考えてみたら、年数だけではなく、走行距離もあるのではと思いました。
うちの車は、月に2回は出動してるし遠方にもよく走っているので、傷みも早いのかも知れません。
あとの可能性は、走行中に何かが刺さってしまったりして、急激に空気圧が少なくなることもあるらしいです。
どちらにせよ、2年9か月使用のタイヤは、全て新しいものに交換することにしました。
前回、タイヤ交換で払った費用は、1本あたり25000円で(工賃・処分費含む)、4本で10万円(税別)でした(-_-;)
今回もほぼ同じくらいかかる見込みです・・。
ですが! お金をケチっている場合ではありません。
命にかかわることです。
荷物の積みすぎに注意
キャンピングカーは、一般車と比べて重量が重い上に多くの荷物を積み込んでいるので、支えるタイヤにかなりの負担がかかっています。
重い道具で降ろせるものは、積みっぱなしにしないようにすることが大切です。
荷物の積みすぎだけではなく、重量が偏っていないかということも、重要なポイントです。
ちなみに、バーストしたのは右側後輪です。
右側後方には発電機を搭載しています。やっぱり重量がかかっていたのかも知れません。
車の構造上、動かせないものもあります。せめて動かせるものは配置を考えて偏りを少なくする工夫が必要です。
さいごに
いかがでしたか?
今回のことを経験するまでは、バーストなんて他人事のように思っていました。
まさか、我が家のキャンピングカーにこんなことが起こるなんて、他人事ではなかったことに衝撃を受けました。
大いに反省し、侮ってはいけないと学びました。
さいごに、簡単におさらいしておきますね。
- バーストが起きた瞬間はどんなだったか
- その直後に必要な運転操作について
- 停車したあとにやるべきこと
- 事故を回避できた理由について
- バーストを起こさないようにするための注意事項について
このような内容をお伝えしました。
このブログを見て下さっているあなたも、もしもの時の心構えとしてしっかりと覚えておいて下さいね!
最後までお読み下さりありがとうございました。
コメント
初めまして!
実は一昨日私も横転しそうになりました。
車はキャブコンです。
それで色々調べていまして、この記事を読ませて頂きました。
やはり事故が多発しているようで、
根本的には、荷重に対して、タイヤが貧相であり、支える本数も足りないようです。
今年に入り、キャブコンのベース車両も、トヨタからリアダブルタイヤのカムロードが発売されました。私は次回購入する際は、そちらに替えようと考えております。
私の事故の記事は下記です。
ご参考までにどうぞ!
★キャンピングカーの後輪はダブルタイヤにすべき‼︎
https://blog.goo.ne.jp/chimaki-1014/e/e9c19dbdbb0d15db8e2f23062cdd190c
ケントさん
コメントありがとうございます。
ケントさんも危ない目にあわれたんですね。
夏場は特に気をつけないといけないと実感しています。
大きな事故にならなくて、不幸中の幸いでしたね!
ブログも書かれておられるんですね。
リンクを貼って下さりありがとうございます。
拝見しました。
確かにキャンピングカーの荷重を支えるには
もっとタイヤの本数が必要かも知れませんね。
ケントさんは写真家さんなんですね!
他のページものちほど、ゆっくり
拝見させていただきますね!
ご災難でしたね 横転しなかった 要員のひとつに ベース車が ハイエースだった(重心がトラックベースより一般的に低い)と言う事と 全高も(バンクベット等が飛び出して無く)低いと言う事が上げられます カムロード等のトラックシャシですと 車両重心がもう少し高く 書かれてる対策をされても 横転の可能性が高まります。小生も同じ倶楽部員です。
コメントありがとうございます。
ハイエースはトラックベースより重心が低くなっているんですね!
車両重心のことも、ブログ記事に書き加えます。
大場さん、CCCの集まりがあればまたお会いしたいです。
この間の野口キャンプ場は申し込むのが遅れてしまい行けませんでした。