愛犬が病気に!腎不全との診断~症状・治療について体験レポート

愛犬CREAが腎臓病 うちのわん子達

こんにちは!Mamiyです。

還暦を過ぎたMamiy夫婦は2匹のわんこと一緒にキャンピングカーで各地を旅行しています。

旅の楽しさと日本の素晴らしさを少しでも多くの方と共感したいと思い、このサイトを運営しています。

旅行以外の日々のできごとの記事もいろいろあります。
ごゆっくりご覧ください(^_-)-☆

我が家の愛犬クレアに事件です!

いつも食いしん坊のクレアが、ある日突然、ごはんを食べなくなりました。

動物病院でみてもらったら腎不全という病気だということが判明しました・・。

入院やその後の治療で、今はかろうじて元気を取り戻しています。

どんな治療をしたか、腎不全を放置したら、どうなってしまうのかなど、順を追ってお伝えしていきます。

あなたの愛犬がこんなことになったときの参考に見て頂けたら幸いです。

では、一緒に見て行きましょう(^^)/


愛犬CREAがごはんを食べなくなった

CREAは、すご~く食いしん坊な犬です。

ある日のこと、そのCREAが、ご飯を食べなくなりました。

いつもなら弟犬のSORAのごはんを奪いに行く勢いなのに、その逆バージョンになっています( ;∀;)

そして、いつもの元気がなく、ぐったりしておとなしく、ただ私の横にきてじっとしている状態でした。

当初は、あまり気にしていなくて、すぐに快復するだろうとたかをくくっていました。
ところが、3日目になってもごはんを食べないのです。

これは、やっぱり変だと思い、動物病院に連れていきました。


動物病院での診察の結果

そして、診察の結果、腎臓の数値が悪いとわかりました。
しかも、人間でいうと、透析レベルの悪化状態で、即入院して、点滴治療が必要だとのことでした。

詳しい原因は不明で、体質によるものとか、老化が原因とのことでした。


腎不全について

犬の腎臓病・腎不全について調べてみました。

腎臓のはらたき
腎臓の仕事は、身体の中の血液に溶け込んだ老廃物や余分な水分を尿として体外に排泄すること。さらに血圧の調節や血液のpHを一定に維持、身体に必要なホルモン等様々な成分を作り出す、といった生きていくために身体の中の環境を一定に保ち続ける(恒常性)とても重要な役割を担っています。

腎臓病の症状について
腎臓疾患のうち、もっとも一般的な病態が慢性腎臓病です。慢性腎臓病がやっかいな点は、腎臓の機能には余裕があるため、ある程度ダメージを受けていても、ほとんど症状が表に出てこないこと。5年以上にわたってゆっくり進行するケースが多く、限界を超えると一気に進行してしまう怖い病気です。



腎臓は、老廃物や余分な水分を尿として体の外に出す働きがあるのですね。

その機能が衰えると、身体の中に老廃物が溜まってしまいます。

そして時間をかけて、身体にダメージが進行していくのです。

今回のCREAのように、急にごはんを食べられなくなったときには、かなり症状が進んでしまっていたのですね・・( ;∀;)


腎臓病の症状は、血液検査のクレアチンの数値によって、ステージ1からステージ4までに分けられます。

CREAの場合、ステージ4で、生命の維持が困難な重症段階とのことでした。

愛犬CREAが腎臓病

ずっと元気だったCREAが、こんな姿に・・(*_*;
もう死んでしまうのかと思いました。。


入院治療と退院後の治療

人間の場合なら、透析治療のレベルだそうです。

入院して、集中的に静脈点滴治療をすることになりました。

数日間の予定とのことです。

写真は、入院中の様子です。

CREA腎不全で入院

クレアチンの数値

  • 入院一日目 7.0mg/dl(ステージ4)
  • 入院二日目 6.1mg/dl(ステージ4)
  • 入院三日目 4.2mg/dl(ステージ3)

入院中の数値の変化です。日を追うごとに良くなってきています。

最も重度のステージ4からステージ3の数値になりました(^^)/



だんだん元気になり、早く帰りたい病が出てきました!

入院から4日目で退院できることになりました!
これで、今までのように一緒に居られるね(^^♪

退院後は、毎日、通院で皮下点滴をしてもらうことになりました。

皮下点滴は、医師のもとでなくても自宅でも可能とのこと。

5日間ほどの通院での皮下点滴のあいだに、自宅での点滴のやり方を教えてもらったんです。


自宅での点滴と投薬治療

これから、自宅で以前のように生活をするための処置が必要になりました。

点滴と投薬と腎臓食です。

皮下点滴

犬の腎臓病 皮下点滴のセット

皮下点滴の様子です。

犬の腎臓病 皮下点滴のセット

まずは輸液を人肌程度にあたためます。(電子レンジを使用)

犬の腎臓病 皮下点滴のセット

輸液ラインです。これを輸液にセットします。

犬の腎臓病 皮下点滴

針を刺す部分は、首根っこを引き上げたあたりが良いそうです。消毒綿で消毒します。

犬の腎臓病 皮下点滴

思い切って突き刺します。そして、輸液チューブの弁を開くと液が流れてきます。

数分で終了します。

犬の腎臓病 皮下点滴

点滴が終わったら、こんな風にこぶができたようになります。

皮下に輸液が入って、ゆっくりと体内に吸収されていくんです。

当初は、ドギマギしましたが、慣れてくると難しいことでもないと感じています。

投薬

一日二回の錠剤の飲み薬を飲ませています。

CREAは、もともと食いしん坊なので、薬も構わずごはんと一緒に食べてくれます。


腎臓食

腎臓病管理用フードを食べさせることになりました。

食事管理のポイント

  • タンパク質を抑えたもの
  • ナトリウムやリンを抑えたもの
  • 食物繊維を多く含むもの
  • オメガ-3脂肪酸を多く含むもの

点滴・投薬・腎臓食のおかげで
だんだん普通どおりのCREAに戻って元気になってきました。
それで、一緒に旅行にも行けるようになったんです!
次に、旅行での様子をお伝えしますね(^^♪


いつものようにくるま旅へ出かけた!

ちょうど、ゴールデンウィークが始まる時期でした。

少しばかり元気になったクレアを連れてキャンピングカーで出かけることにしました。

もちろん、点滴セット持参しました!

犬の腎臓病 皮下点滴

SORA
SORA
お父さんやお母さんといつも一緒に出掛けたいからね!
車の中で点滴してもらっていたよ(^^)/
お散歩もできて楽しんできたんだ!


ペット保険について

正直、人間のような健康保険がないので、少しばかり、費用がかかりました。

CREAが我が家にやってきたばかりのころは、ペット保険に入っていましたが、その負担総額と病気のときにおりる給付金の総額を考えてみたら、あまり入っている意味がないなあと思い、保険をやめた経験がありました。

今回の経験から、それでもやっぱり、ペット保険は必要なのかな?と思った次第です。

もしものときに慌てないで、後悔のない処置をしてあげられる準備はあった方が良いのかなと思いました。


さいごに

愛犬CREAが腎不全になったときのこと、そして、その治療についてレポートしました。

犬にも、人間と同じ病気がある。一緒に暮らしていて、人間の家族とほとんど同じような存在です。

昔とは違って、病院に連れていって手当をするようになった。

今では、治療の甲斐があって、何とか平和な日々を過ごしています。

CREA
CREA
もうだいぶ元気になったよ!
お薬と点滴は続けているけどね。
最後まで読んでくれてありがとう(^^)/


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