ゴールデンウィークの車旅は北海道です。北海道くるま旅は4遍に分かれています。
Part1の記事をまだご覧になっていない場合は、コチラからお読みください(^_-)-☆
Part1では、全行程の紹介、ルート選び、小樽散策、余市蒸留所見学などを紹介しました。
さて、それでは、Part2のレポートです。
Part2では、北海道をどんどん北上します。北上を続けて、最北端の地を目指しました。
この旅行の目的のひとつは、最北端の宗谷岬に行く事でした。もうひとつは、夫のルーツとなる場所を見てみたいという事でした。最北端の宗谷岬へ行く途中にある遠別(えんべつ)というところです。
遠別をめざす
夫の祖父母は、北海道へ開拓団として移住していたそうです。
そこで、7人兄弟の5番目に生まれたのが、夫の母だそうです。
広すぎる土地、冬の寒さの厳しさ、生活苦に耐え切れなくなり
母が小学校3年生の時に一家は本州に戻ったそうです。
母の北海道時代の昔話を聞いた事があります。
「夜、寝ていると、布団に自分の寝息がかかり、ツララができていた」
ほんとの話しなのかどうか今の私達には知る由もありませんが、
半端じゃない寒さだったんだろうとは想像できます。
余市を出発して、少し内陸の道路を走り、
留萌(るもい)からは、日本海に面した海沿いの道を
どんどん北上しました。
海辺の道、少し内陸に入った道・・。
延々とこんな風景が続きます。
本州から北海道に入ってからの果てしなく続く道。
今から100年以上も昔、いったいどんな方法で
この場所までやってきたんだろうと思うと
昔の人の忍耐強さに感服します・・。
この日は風が強く、真冬にはどんなに寒かったろうと
昔の生活への思いをはせました。。
母の原戸籍に記載されていたのは天塩郡遠別町オタコシベツ
地図には、「オタコシベツ」という地名はありません。
地元の人に聞いてみました。
「オタコシベツ」⇒現在では「ウタコシ」という地名だと
教えてくれました。
ついさっき、通り過ぎてきた場所あたりらしいです。
ほんの少しだけ、ルーツの旅でした。
ノシャップ岬
そして、北上を続け、やっと稚内に到着。
ノシャップ岬です。
結構、夕方になりました。
太陽が沈んでいきます。写真のとおり美しい景色でした!
ただし!
風が強い! 吹き飛ばされそうな勢いの風でした。5月だったので、そんなに寒くは無かったですが、もし冬の季節にこの風だったら、強烈な寒さだろうなと思いました・・( ;∀;)
ノシャップ岬のキャンピングカーです(*^^)v
最果ての場所にやってきた!と灌漑深い・・
あと少し走れば、最北端の宗谷岬ですが、
夕方になってしまったので、
稚内の港周辺で車中泊です。
宗谷ふれあい公園オートキャンプ場
キャンプ場を利用する予定ではなかったのですが・・。
この日は、かな~りの強風でした。
寝ていても、車が揺れる揺れる・・。
で、夜遅くなってきているけど、
何とか強風を避けられる場所を求めて
走りまわった結果、
キャンプ場の敷地に入ってきてしまいました。
キャンプ場のゲートを閉めて帰宅しようとしている
職員さんと偶然にも遭遇しました。
そして、事情を話して、何とか、キャンプ場で
泊まらせてもらえるように頼みました。
普通なら受け付けてもらえないところ、
ぎりぎりの対応で、キャンプサイトに入れてもらえる
事になりました。
相変わらず風は吹いているけど、何となく安心・・。
「道立宗谷ふれあい公園オートキャンプ場」
あの時の職員さん!
この場を借りて、もう一度お礼を言わせて下さい。
「ありがとうございました!」
せっかくなので、北海道のキャンプ場を堪能したかった
のですが、あとの行程も考えて、
朝一番で、キャンプ場をあとにしました。
まとめ
北海道くるま旅Part2のレポートでした。
余市蒸留所見学のあと、ひたすら北上を続け、夕陽がもう少しで沈む時間帯にノサップ岬までやってきました。風が強く吹き飛ばされそうになりました( ;∀;)
車中泊場所は、少しでも風あたりが少ない場所を求めて走りまわり、辿り着いたキャンプ場に入れてもらいました。
そして、次はいよいよ最北端の宗谷岬へ向かいます!!
続きは、Part3をご覧ください!
北海道シリーズの他のページは、こちらです(^^)/
2020年の北海道くるま旅の記事もあります
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