休日になると、家でじっとしていられないMamiyです。
還暦を過ぎたMamiy夫婦は2匹のわんこと一緒にキャンピングカーで各地を旅行しています。
旅の楽しさと日本の素晴らしさを少しでも多くの方と共感したいと思い、このサイトを運営しています。
旅行以外の日々のできごとの記事もいろいろあります。
ごゆっくりご覧ください(^_-)-☆
今回は、秋の風物詩のひとつのすすきを見たいと思い、私達夫婦と二匹のわんこのいつものメンバーで、曽爾高原に行ってきました。
「曽爾高原」って、難しい漢字です。「そにこうげん」と読みます(^_-)-☆
シーズンになるとかなり混雑するので、皆さんより一足お先にすすき鑑賞をしてきました。
見ごろの時期はいつ頃なのかの聞き込みと、気になる駐車場事情についても調べてきましたよ!
そして、ピークを迎えた11月後半にも行ってきました!
素敵な写真も撮ってきています!
お出かけの参考にして頂けたら嬉しいです!
ではでは、一緒に見ていきましょう(^_-)-☆
関西方面のすすきの名所「曽爾高原」
関西方面のすすきの名所で、奈良県と三重県の県境に位置しています。
夕日に照らされてさざ波のように揺れるすすきをが見られる絶景スポットなんです。
夕方の太陽が沈む20分ほどが黄金色に輝く瞬間です。
金色に輝いて、それはそれは美しい光景です。
夕日に照らされるススキは、本当に黄金色に輝いて素晴らしい光景でした。
私が実際に行って撮ってきた写真です!
素敵だと思いませんか?
そして、日没の時間が過ぎトワイライトタイムです。
空の色のグラデーションに、ススキの影がなんとも素敵でした(#^.^#)
すすきの見ごろ
10月初旬から11月下旬 (基本的にはこの時期です)
すすきの見ごろについての問い合わせ先
0745-94-2106(曽爾村観光協会)
調べてみました
気象庁のデータなども調べて、見ごろの時期を掘り下げて調べてみました。
すすきには開花日があります。すすきは「花」だって知っていましたか?
すすきの穂は「小さな花」の集まりなのです。
咲き始めは緑色をしています。
そして花が開ききる頃には、ふわふわとなってきて白くなり銀色に変化してきます。
季節が進むと全体が黄金色に変わっていきます。
このタイミングこそが、すすきの高原が光り輝く素晴らしい時期なのです。
そして、日没の時間帯がその美しさをより一層引き立てるのです。
この時期を求めて、毎年たくさんの人が曽爾高原に訪れています。
すすきの開花時期は、その年の気温によって変化します。気温が高いと開花時期が遅れる傾向にあります。
各地の気象台では、すすきの穂が出始めた頃を開花時期としています。
参考に大阪・神戸・奈良の気象台が発表している開花日を調べてみました。
- 2018年⇒大阪9月19日・神戸10月10日・奈良9月12日
- 2017年⇒大阪9月11日・神戸10月13日・奈良(未記載)
- 2016年⇒大阪9月12日・神戸10月10日・奈良9月30日
- 2015年⇒大阪9月02日・神戸10月04日・奈良9月25日
- 2014年⇒大阪9月08日・神戸10月06日・奈良9月19日
※気象庁防災情報XMLデータベースより
開花してから白い穂の部分が増えてきて銀色になり、その後、黄金色に変化していくという事ですから、だいたい10月中ごろくらいから11月の第3週目ころまでが、一番の見ごろだと予想できます。
見ごろがわかったら、あとは曽爾高原に行くだけだよ!
どこに魅力があるのか、どうやって楽しめば良いかも合わせてお伝えしていくよ!
曽爾高原への行き方と駐車場について
曽爾高原への行き方
車の場合
大阪から2時間弱。西名阪自動車道の針ICから約45分。
ナビには曽爾高原と入れたらOKです。
電車の場合
近鉄電車 名張駅からバスで45分。
バスの時刻表はこちら
所在地
奈良県宇陀郡曽爾村太良路
曽爾高原 駐車場
曽爾高原駐車場
- 高原まで1分
- 150台可能
- 料金:600円
すすきのシーズンはかなり混雑します。なるべく早く現地入りするのがベストです。
9月初めに行った時の写真です。朝9時頃に到着しました。
やっぱりシーズンが早いからなのか、それとも時間が早いからなのか、がら空きでした。
写真に写っているのは、私たちのキャンピングカーと駐車場のおじさんの軽トラックです。
11月後半の一番見頃のトワイライトタイムにも行ってきました。
この写真のすぐ左手に下っていく道があり、キャンプ場の駐車場も、ススキ見物の駐車場になっていました。
多くの車が来ていましたが、何とか駐車場に入れました。
曽爾高原ファームガーデン駐車場
- 高原まで30分
- 200台可能
- 料金:無料
曽爾高原への向かう道中なので、目印のような場所でもあります。
高原まで徒歩で30分ほどかかりますが、健脚の方はこちらを拠点にされるのもいいかと思います。
ファームガーデンには、売店やレストランや日帰り温泉もあるので、ゆったりのんびりと過ごすのに最適な場所です。
駐車場のおじさんに聞きこみ
おじさんに見頃の時期の駐車場は混雑で入れなくなるのか聞いてみました。
すると、『そんな事は年に数回』とのこと。
という事は、見頃の時期の土日あたりには駐車場に入るのが難しくなるというかんじでしょうか。
少しでも、早い目に行く事をおすすめします。
高原へ!
明るい時間帯のすすきも素敵です。風にふかれて一斉にふわふわと揺れるすすきはとても美しいです! 夕方以降の時間帯でなくても、充分に堪能できますよ!
駐車場の向かい側が曽爾高原の入口です。少し歩いていくと、広々した高原が目の前に広がります。
真ん中に「お亀池」という湿地帯があります。そのまわりをぐるっとまわる感じで歩きます。
すすきを守る為に、他の植物が生育しないように地元の人たちによって手入れがされています
。
余裕があれば丘の上まで登ってみましょう。丘の真ん中あたりから撮った写真です。写真の真ん中より左側あたりが、お亀池全体です。右下あたりが広場になっています。この広場でお弁当を食べたりするのも良さそうです。
わんこOKだから安心してお散歩できたよ(#^.^#)
だいだい1時間くらいで廻ってこれます。トイレや売店がないので、長居するにはそれなりの準備が必要だと感じました。
曽爾高原山灯り
日没より200個の灯篭がお亀池のぐるりに飾られます。
開催期間:2019年 9月14日(土)~11月24日(日)
懐中電灯、運動靴、防寒着の準備が必要です。
曽爾高原について
奈良県の東北端、三重県との県境に位置しています。室生赤目青山国定公園に指定されています。
すすきは、昔はこの地方の屋根の材料として使われていました。この曽爾高原でもたくさん生産されていましたが、時代の変化で、屋根材として使用されなくなり、昭和44年に、杉などの植林が進められました。
しかし、この美しい風景をなんとか残したいとの村民達の働きかけもあって、約40ヘクタールのすすきの草原を奈良県に保護してもらうことになったそうです。そして、この曽爾高原は地元の人々の努力で守られています。
ファームガーデンでゆったり過ごせます
曽爾高原に行くまでの道中にあります。高原への目印のような場所です。高原に一番近い駐車場に停められない場合に、次の駐車場になっている場所でもあります。
曽爾高原の景色を堪能したあとや、夕陽に輝くすすきの高原を見る為の時間調整には、こちらのファームガーデンで過ごすのがオススメです。広々した場所で、のんびり時間を過ごせる場所です。
レストラン
ファームガーデンランチ
野菜の素材を生かしたお料理です。とても彩りが良くて食欲をそそられます!
ピザマルゲリータ
買い物やハーブ園見学もできます
売店では、近隣で収穫した農産物なども販売されています。野菜などの他、曽爾高原ビール、ヤーコンドレッシングなども売られています。パン工房で出来立てパンが売っています。地ビール工房やハーブ園見学もできます。
源泉かけ流しの温泉 お亀の湯
ファームガーデンの駐車場の奥の階段をのぼると日帰り温泉「亀の湯」があります。何度か来たことがありますが、かなり人気のある温泉で、すすきの季節でない時でも駐車場にたくさんの車が停まっています。
ファームガーデンの駐車場と亀の湯共通の駐車場になっています。駐車料金は無料です。(200台可能)
電話番号:0745-98-2615
定休日:水曜日
営業時間:11時~21時(冬期20時30分)
すすきを使った屋根の門構えでお出迎えです。
加水加温なしのかけ流しのお風呂、曽爾の山々を見ながら入れる露天風呂、ぬるぬると肌になじむ湯でした。入ってみると、人気のある温泉の理由がわかります。
最後に
いかがでしたか?
- すすきの名所「曽爾高原」
- すすきの見ごろについて
- 曽爾高原への行き方について
- 曽爾高原の駐車場について
- 曽爾高原山灯りについて
- 曽爾高原について
- ファームガーデンについて
- 日帰り温泉お亀の湯について
曽爾高原について、いろいろと紹介しました!
山灯りを見に行かれる場合は、冷えるので防寒対策をしっかり、準備して行きましょう。
高原に到着する前にトイレに行っておきましょう。
食事はお弁当持参か、ファームガーデンのレストランで。
帰りには、人気の日帰り温泉が待っていますよ!
このブログを見て下さる皆様に、「曽爾高原のすすき」を見に行く機会がありますように。
その時にこのブログを参考にして頂けたら幸いです。
最後までお読み下さりありがとうございました。
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